創業時から掲げた理念②




I appraise it to win. 課題解決のために提案する~





少年時代の記憶が生んだ言葉

私の理念の中には、「I appraise it to win.」という言葉があります。
これは、中学生のころにテレビCMで見た、某テニスメーカーのキャッチコピー「I play to win.(勝つためにプレーする)」が原点です。

当時、その言葉から感じたのは、「目的意識を持ち、勝つために全力を尽くす」という姿勢の格好良さでした。
やがて不動産鑑定士となった私は、この想いを自分の仕事に重ね、「課題を解決し、依頼者に勝利をもたらす鑑定をする」という意味で「I appraise it to win.」という言葉を作りました。





「I」に込めた意味

現在、当社は複数のメンバーが在籍する会社になりました。
そのため、「今は一人ではないのだから『We』にした方がいいのでは」という鋭い指摘も受けたことがあります。
しかし、私はあえて「I」を残しました。

それは、この言葉がもともとの企業理念の出発点であること、そして何より会社の名のもとに仕事をするのではなく、各人が自らの責任と覚悟をもって依頼に臨んでほしいという想いがあるからです。
全員が主体的な「I」を持つ集団であればこそ、組織としての「We」も強くなると考えています。





設立の想い

サジェスト不動産鑑定は、ご相談者様の悩みや課題を、不動産鑑定を通じて解決することを使命に設立しました。
社名の「Suggest(提案する)」には、単なる価格提示にとどまらず、課題解決につながる最適な道筋を示すという想いを込めています。





鑑定の本質は「数字」だけではない

ご依頼は、単に価格や賃料を知ることが目的ではありません。
相続・税務・訴訟、土地活用、担保価値の把握など、背景には必ず解決すべき課題があります。
だからこそ当社は、数字の提示だけでなく、その数字に至る理由や背景を丁寧に説明し、ご相談者様が納得できる形で提案します。





多様な経験が生む提案力

当社は相続・税務・訴訟分野に強く、税理士・公認会計士・弁護士など他士業からの依頼も多くいただきます。
当社は、賃貸マンション・アパートの運営、外資系不動産サービサーでのオフィス・店舗運営、不動産ファンドとの業務経験を持ち、法人・個人問わず幅広いニーズに応えられるのが強みです。





数字の裏側にある価値を届ける

不動産鑑定は「価格」や「賃料」という数字で終わりではありません。
その裏には、市場調査、法規制、収益性分析といった多くの判断が存在します。
同じ数字でも、その背景を理解すれば課題解決の方法は変わります。

だからこそ、私は「I appraise it to win.」の精神で、依頼者にとって最適な結果を導く鑑定を行います。
それが、依頼者だけでなく、社会全体への貢献につながると信じています。