【地主・オーナー必見】不動産の「法人化」で失敗しないための盲点と、税務署対策の鍵
「毎年の所得税や固定資産税の負担が重い…」
「自分が亡くなった後、この土地やアパートを子どもたちにどう残せばいいのか…」
福岡県内、特に福岡都市圏においてはこのような相談は従来からありましたが、近年では佐賀県内においても地価が上昇し始めており、佐賀県内で先祖代々の土地を守られている地主様や、アパート・ロードサイド店舗を経営されているオーナー様から、このようなご相談をいただく機会が増えています。
こうしたお悩みの解決策として、いま非常に注目されているのが「不動産の法人化(資産管理法人の設立)」です。しかし、実はシミュレーションだけで飛びつくと、後から税務署に巨額のペナルティを科される「大きな落とし穴」があることをご存知でしょうか。
今回は、法人化のメリットと、失敗を防ぐために不可欠な「ある手続き」について解説します。
そもそも、なぜ不動産を「法人化」すると得なのか?
個人で不動産収入(家賃など)を受け取っていると、所得が高くなるにつれて税率が上がっていき、最高で約55%(所得税・住民税)もの税金が課されます。働いて得た収入の半分以上が税金で消えてしまう計算です。
これを「法人(会社)」にすると、以下のような劇的なメリットが生まれます。
● 税率の上限が下がる: 法人税の実効税率は約30%が上限のため、個人の最高税率に比べて大幅に税負担を抑えられます。
● 所得を家族に分散できる: 奥様や子どもたちを役員にし、給与(役員報酬)を支払うことで、家族全体の税金を低く抑えられます。
● 相続税対策になる: 将来の値上がり益や家賃収入を法人に蓄積できるため、個人の相続財産が増えるのを防ぎ、円滑な資産承継が可能になります。
特に、佐賀駅周辺の再開発エリアに物件をお持ちの方や、郊外で複数の優良テナント(ロードサイド店舗)に土地を貸している方は、法人化による恩恵が非常に大きくなります。
【最大の落とし穴】税務署が厳しくチェックする「いくらで移転するか」の壁
「よし、じゃあ早速、自分の会社を作ってアパートを移転させよう!」
そう思ったとき、最も重要になるのが「個人から法人へ、いくらでその不動産を売る(譲渡する)か」という点です。
身内(自分の会社)同士の取引だからといって、適当に安い価格や、固定資産税評価額のまま売買してしまうと、税務署から「低額譲渡」とみなされます。その結果、本来払う必要のなかった贈与税や所得税を、後から厳しく追徴課税されるリスクがあるのです。
税務署は「実勢価格(いわゆる時価)」での取引を求めてきます。しかし、地方都市である佐賀では、路線価や固定資産税評価額と、実際の取引相場(時価)が大きく乖離しているケースが珍しくありません。
佐賀の不動産だからこそ、「不動産鑑定評価」が強力な盾になる
ここで必要不可欠になるのが、私たち「不動産鑑定士」による不動産鑑定評価書です。
税理士やハウスメーカーの簡易査定、あるいは机上の計算(路線価)だけで算出した価格には、税務署に対する法的根拠がありません。一方で、国家資格者である不動産鑑定士が発行する「鑑定評価書」は、税務当局に対する唯一無二の客観的な証拠(適正な時価の証明)となります。
特に、以下のような佐賀特有の物件は、机上の計算だけでは正しい価値が測れません。
- 広大な敷地や不整形な土地: 先祖代々の広い土地や、形がいびつな土地は、マイナス要因を正しく評価に反映させないと、無駄に高い税金を払うことになります。
- ロードサイド店舗・商業地: 国道沿いや主要幹線道路沿いの物件は、土地と建物の価値のバランスが特殊なため、精緻な鑑定が必要です。
- 建物のみの移転: 「土地は個人のまま、建物だけを法人に移す」という人気のスキームでは、適切な「地代(借地権)」を設定しないと税務署から否認されます。この適正地代の算出も、鑑定評価の得意分野です。
あらかじめ鑑定評価書を用意して法人化の手続きを進めることは、税務調査のリスクを未然に防ぐ「最強の守り」であり、地元の金融機関(佐賀銀行・佐賀共栄銀行等)から法人としての融資をスムーズに引き出す「最高の武器」にもなります。
まずは、あなたの不動産の「本当の価値」を知ることから
不動産の法人化は、正しく行えば未来の資産を劇的に守ることができますが、一歩間違えれば大きな税務リスクを抱え込むことになります。
「自分の所有しているアパートや土地の場合、法人化した方が得なの?」 「税務署に文句を言われない適正な価格って、一体いくらなんだろう?」
少しでもそんな疑問が浮かんだら、まずは一度、佐賀の不動産市場を熟知した当事務所へご相談ください。オーナー様の資産を次世代へ守り繋ぐため、税理士の先生とも連携しながら、最適な価格算出とスキームをサポートいたします。
【初回相談無料】お気軽にお問い合わせください
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